施設立地について

特別養護老人ホームむつみ園は令和元年12月21日に移転いたしました。現在の土地は旧田川市立船尾小学校グラウンドになります。

さっそくですが、旧田川市立船尾小学校のご紹介です。
昭和29年4月 弓削田小学校より分離独立し船尾小学校設置
昭和29年9月 開校式 第一期工事竣工式挙行
~省略~
昭和58年10月に校舎全面改築工事が着工され、昭和59年8月に新校舎が落成されました。
炭鉱産業の隆盛に伴い、昭和30年代半ばには1,000人以上の児童さんが在籍されていたそうです。
その後、炭鉱の閉山、セメント鉱山の合理化などで職を求める方々が転出。児童数が激減し、平成21年3月22日に閉校式が行われ、55年の歴史に幕を降ろされました。

当法人は田川市夏吉で運営しておりましたが、施設の老朽化、施設環境改善など含め、見立病院(協力関連病院)に近い立地に移転計画を進める中で、田川市と交渉の上、旧田川市立船尾小学校のグラウンドを取得しました。
旧田川市立船尾小学校の歴史や児童さんの思いを引き継ぎ、地元住民の方々にご了承をいただきまして、この地で特別養護老人ホームを運営させていただいております。

学校創立50周年に合わせて50本の桜の記念植樹が実施されています。
今も施設敷地内に元気に咲いています。

「50本の桜が毎春満開となり、地域の人々が楽しく集うことのできる船尾小学校でありたい」という願いが込められているそうです。

 

 

 

 

 

 

以前、パーコラの藤の木の下に置かれた卒業生の方々の記念碑を玄関前の庭に移設しております。

今も卒業生の思い出がたくさん残っています。
私たちは皆さんの思い出の詰まった学校跡地にて施設を運営させていただいていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も卒業生や地域の皆様に愛される施設づくりをしていきます。